新潟県発達障がい者支援センター「RISE(ライズ)」〜広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がい〜

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発達障がいについて
「発達障がい」とは保護者のみなさまへ用語解説

保護者のみなさまへ

─発達障がいの児童を適切に援助するために─

自閉症(スペクトラム)タイプ

「小さい頃から目を合わせるのが得意ではない、人との気持ちの交流・共有がうまくいかない、言葉が遅れ話は一方通行で、言葉のやり取り・キャッチボールが出来ない、オウム返しが目立った時期がある、独り遊びを好み、マイペースで、こちらの指示が入りにくい、ときに変わった癖、こだわりを持っている」、そんな子どもである場合、自閉症タイプを考えておくべきで、おそらくそのように考えて援助すると失敗しないと思います。

最近、自閉症スペクトラム(連続体)という言葉が広く使われはじめています。知的障がいを持つ典型的な自閉症から知的障がいのない自閉症状の淡いタイプの人まで連続している、また健常といわれる状態と区別しにくいレベルの人がいるという考えで、どこかで区切って自閉症スペクトラムという方が合っているということがわかってきたからです。1%強の子どもが自閉症スペクトラム(連続体)に入っているとされます。最近では2%ではなかろうかとか、いやもっと多いのではという言い方をする人がいます。

これらの人は周囲からは、「なぜみんなと同じことができないのだろうか」と評価されやすいことになります。「もっと努力をして、みんなと同じになりなさい」「なぜできないの」と批判されることになりますが、他人の気持ちを読むことが苦手なので何を求められているかを瞬時に判断して動くのが苦手であるために、なかなかみんなと同じようには出来ない生まれつきの特徴を持っているのです。
言い方は適切でないかもしれませんが、自閉症スペクトラムの児童は日本に移住してきた外国人の子どもの立場ともいえます。どのように人とお付き合いしてよいか戸惑っている、日本の文化に戸惑っている、言葉もうまくまだ獲得していない、人とうまくお付き合いが出来ないので自信がつかない、その中で独りの世界で遊ぶしかないという状況です。ゆっくりと人とのお付き合いの楽しさを学んでもらい、言葉を学んでもらい、日本での習慣、こども同士の間のルールを学んでもらいたいのです。大きな集団で頑張り続けなさいということではなく、小さな集団で安心しつつ生きていく上での知恵をゆっくりと学んでいただく必要のある方々です。その中で人の考えていることを、またどんな風に他人の中で振る舞うべきかを学んでもらう必要があるのです。そうすることが将来につながると考えます。「みんなと同じように大きな集団でがんばりなさい」という状況は結構辛いはずです。何故そうしなくてはいけないか、本日のスケジュールはこうなっている、などの理由を事前説明するなど、いろいろと配慮することが必要なのです。その中で不安が取れ、うまく動けるようになる可能性が増大します。そのような援助をするために自閉症スペクトラムタイプかどうかを考える必要があることになります。

もしわが子がこのような自閉症タイプに似ているかなと思ったら、相談してください。日々の対応、学習の方法などを一緒に考えていきたいと思います。また、ご希望に基づき専門機関などを紹介することができます。
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